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詩篇 35:7-22 リビングバイブル (JLB)

7. 連中は無実の私にぬれぎぬを着せようと、罠をしかけ、落とし穴を掘ったのですから。 

8. どうか、自らしかけた網にかかり、たちまち滅んでしまいますように。

9.  しかし、私は、神様が助けてくださると信じてほほ笑みます。

10. 心の底から、神様への賛美が込み上げてきます。 天にも地にも、神様のようなお方はありません。 いったいだれが、身寄りのない弱い者を強い者から守り、貧しい者を強盗から救い出してくれるでしょうか。

11.  これらの悪者どもは、宣誓したその舌でうその証言をします。身に覚えのないことで私を告訴します。 

12. 良いことをしてやっても、しっぺ返しをくらうのです。 私はもう力尽きてくずおれます。 

13. 彼らが病気の時、治してやってくださいと神様に泣いてすがったのは私です。 そのために食を断ち、ひたすら祈り続けました。 しかし、神様はお聞き入れになりませんでした。 

14. 私はまるで、自分の親兄弟や友人が危篤ででもあるかのように、悲痛な思いにとらわれていたのです。 

15. ところが、いざ私が困難にぶつかると、彼らは手を打って喜び、ぐるになって押しかけて来ては、のべつ幕なしに中傷します。中には、私の知らない顔もありました。 

16. 私をのろわせるのに、町のならず者まで駆り集めていたからです。

17.  主よ、いつまで手をこまぬいて、つっ立っていらっしゃるのです? さあ、どうか助け出してください。 若いライオンが牙をむいて、かけがえのない私のいのちをねらっています。 

18. お救いください。そうすれば、私は黒山の人だかりもものともせず、感謝の祈りをささげます。

19.  理由もなく私を憎む者どもに、勝ち誇らせないでください。 私が倒れるのを見て、彼らが手をたたくなんてことがあってたまるものですか。 彼らにこそ死がふさわしいのです。 

20. 平和や慈善事業については口をつぐむ彼らも、善良な市民を陥れる悪だくみとなると、能弁になります。 

21. 彼らは、この私が悪事を働く現場を目撃したと叫びます。 「確かにこの目で、あいつが悪いことをするのを見たんだぜ」とはやし立てます。 

22. 主よ、あなたは一部始終をご存じです。貝のように口をつぐんで、私を見捨てないでください。

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