87. あわや命を落としそうになったほどです。 しかし、私は彼らの言いなりにはなりませんでしたし、おきてを捨てたりもしませんでした。
88. お願いですから、この命をお救いください。 そうすれば、こののちずっと、神様にお従いすることができるのです。
89. ああ神様。 あなたのおことばは、天にある、びくともしない岩のようです。
90-91. あなたの真実は、あなたの手でできた大地のように、いつまでも存続します。 万物はご計画の完成を目ざして、ご命令どおりに動くのです。
92. 神様のおきてが、心の底からわき上がる喜びになっていなかったら、私は失望の果てに、自滅したことでしょう。
93. どんなことがあろうと、おきてだけは手放せません。 その教えによって、喜びと健康を回復していただいたからです。
94. 神様のものとなった私を、どうか救ってください。 私は、神様のお望みどおりの生活をしようと心がけてまいりました。
95. 悪者どもは命をねらって待ち伏せしますが、私は落ち着いて、神様のお約束だけを思いめぐらしています。
96. 神様のおことば以外に、完全なものは何もありません。
97. どれほど、そのおことばを愛していることか! 一日中、そのことばかり思いめぐらしているのです。
98. それは、かた時も離れず道案内を務めてくれ、敵よりもまさる知恵を授けてくれます。
99. それどころか、私は、教師と呼ばれる人たちよりも賢くなります。 というのも、一日中、神様のおきてを思って暮らしているからです。
100. またさらに、私は、長年の経験を積んだ人々より賢い知恵をいただくのです。
101. 神様のおことばに従順でありたかった私は、断固として悪の道に足を踏み入れませんでした。
102-103. 神様のおことばは蜜より甘いので、私はそのお教えに聞き入ってきました。