33. そのためかっとしたモーセは、思わず軽率なことを口にしてしまったのです。
34. さて、イスラエル国民は、神様の命令に逆らい、カナンに住む外国人を滅ぼさなかったばかりか、
35. いっしょになって悪の道に励みました。
36. 土着民の偶像にいけにえをささげ、神様には目もくれませんでした。
37-38. 果ては、わが子を、カナンの偶像の悪霊にささげたりするしまつで、罪のない者の血を流し、国土を汚したのです。
39. 偶像を愛することは、神様の目から見れば姦淫罪であり、自分自身を汚すことにもなりました。
40. 今や、神様の怒りは燃え上がりました。 彼らの存在は神様に嫌悪感をもよおさせ、
41-42. こんなことから、イスラエルは外国人に踏みにじられるようになったのです。 敵に支配され、その虐待に甘んじる時期が続きました。
43. そんな奴隷状態から、神様は何度お救いくださったことでしょう。しかし人々は、反抗的な態度をくずそうとせず、とうとう自滅していったのです。
44. それでもなお、神様はその叫びを聞き、その苦境を思いやってくださいました。
45. 愛の神様は、以前の約束を思い出してあわれみ、
46. 敵さえ、捕虜となったイスラエル人をあわれむように配慮してくださいました。
47. ああ神様、お救いください。 各地に散らされた人々を再び集めてください。 私たちは、躍り上がって喜び、感謝と賛美をささげさせていただきたいのです。
48. イスラエルの神様は、永遠から永遠まで賛美を受けるにふさわしいお方です。 人々が口々に、「アーメン」と申しますように。 ハレルヤ。