4. 常に神様を求め、お力を慕い続けなさい。
5-6. 神様がどれほど大きいことをしてくださったか、考えてみなさい。それは、私たちが神様のしもべアブラハムとヤコブの子孫であり、選ばれた国民だからです。 さあ、どのようにして敵を滅ぼしていただいたか、思い起こしなさい。
7. 私たちの神様の恵みは、国じゅう至る所で明らかです。
8-9. たとい、何千年を経たのちでも、神様はお約束を忘れず、アブラハムやイサクと結んだ契約をお破りになりません。
10-11. そして、この契約をヤコブに再確認されました。 つまり、「カナンの地を相続させよう」という、イスラエル国民への約束です。
12. このころはまだ、イスラエルはほんの一にぎりの少数民族であり、カナンの寄留民にすぎなかったのです。
13. こののち、彼らは国々に散らされ、国から国へと放浪したこともありました。
14. しかし、そんな時でも、神様の許しなしには、彼らに指一本ふれることはできなかったのです。 彼らを攻撃しようとする多くの王が滅ぼされました。
15. 「わたしの選んだ者にさわるな。 わたしの預言者に害を加えるな」と、神様の警告が響き渡りました。
16. 神様がカナンの地にききんを呼び寄せられると、食糧が底をつきました。
17. その一方、ご自分の国民を飢えから救うため、ヨセフを奴隷としてエジプトに送り込まれました。
18. ところが、彼は牢獄につながれ、足かせや鉄の首輪をかけられたのです。
19. しかしこれこそ、ヨセフの忍耐を試す絶好の機会となりました。