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申命記 32:26-36 リビングバイブル (JLB)

26.  あげくの果ては、遠い国へ散り散りに追いやろう。彼らがいたことさえ忘れさせるために。

27.  だが、ちょっと待て。それでは敵の思うつぼだ。「われわれがイスラエルを滅ぼした。神様なんかじゃない」と大口をたたかせることになる。』

28.  イスラエルはまぬけな国、大ばか者の、わからず屋だ。

29.  ああ、少しでも知恵があり、物わかりがよかったら、自分の末路を見きわめることもできたろうに。

30.  彼らの岩である神様が見捨てず、滅ぼそうとされなかったら、一人の敵が千人を追い散らし、二人が万人を敗走させることもなかったろうに。

31.  この岩にまさる岩はどこにもない。敵も、神々への祈りがむなしいことを知っている。

32.  彼らの行ないはソドム、ゴモラの人たちと同じで、苦々しい毒がある。

33.  彼らの飲むぶどう酒はまむしの毒液だ。

34.  『だがイスラエルはわたしの取っておきの国民、倉に納めた宝だ。

35.  復讐はわたしの務め、イスラエルの敵には罰を下す。判決はすでに下った。』

36.  神様はイスラエルをさばき、彼らの失敗をやさしくかばわれる。奴隷も自由の者も力が衰えていくのを見て、

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