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申命記 21:5-20 リビングバイブル (JLB)

5.  それから祭司が進み出ます。 神様は、聖所の仕事や人々を祝福することばかりでなく、訴訟があったり事件が起きたりした時に判決を下すためにも、祭司を選ばれたのです。 

6. そこで、町の長老たちは子牛の上で手を洗いきよめ、きっぱり宣言します。 

7. 『被害者に手をかけたのは私たちではありません。 私たちが全く知らないうちに事件は起きたのです。 

8. 神様、どうぞお赦しください。 私たちは神様が買い取られた国民です。 その私たちに、罪のない者を殺した罪を負わせないでください。』 

9. こうして、神様の指図どおりに罪悪を取り除きなさい。

10.  神様のおかげで戦いに勝ち、捕虜を連れて引き揚げる時、 

11. その中に、妻にしたいような美しい娘を見つけたら、 

12. 家へ連れ帰りなさい。 娘は髪をそり、つめを切り、 

13. すっかり着替えをし、捕虜になったとき身につけていた物を全部はずして、あなたの家で、両親のために一か月のあいだ喪に服します。 そのあと結婚しなさい。 

14. 彼女が好きでなくなったら、自由の身にして去らせなさい。 恥をかかせたのですから、売り払ったり、奴隷のように扱ったりしてはいけません。

15.  妻が二人あり、どちらにも子供がある場合、長男の母親はきらいで、 

16. 次男の母親のほうを愛しているからといって、次男に財産を余計やることはできません。 

17. きらわれている母親の子でも、父親には初めての子であり、長男の権利を持っているのだから、習慣どおり、兄に弟の二倍の財産を与えなければなりません。

18.  いくら懲らしめても親の言うことを聞かない、強情で反抗的な息子は、 

19. 町の長老のところへ連れて行きなさい。 

20. 『息子は強情っ張りのうえに反抗的で、とても手に負えません。 親の言うことなどそっちのけで、大酒ばかり食らい、遊び暮らしています』と訴えるのです。 

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