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民数記 35:7-24 リビングバイブル (JLB)

7. 全部で四十八の町を、放牧地も含めて与えることになる。 

8. 町は、大きい部族からは多く、小さい部族からは少しというふうに、全国各地から選ぶ。」

9-10. 次もまた、神様からモーセへの命令です。 「カナンの国へ入ったら、 

11. 避難用の町を幾つか指定するように、言っておきなさい。 あやまって人を殺した者がそこへ逃げ込むためだ。 

12. そうすれば、被害者の家族もやたらに復讐できない。 裁判で有罪と決まるまでは、たとい人殺しでも死刑にはできない。 

13-14. そのような町をカナンに三つ、ヨルダン川の東側に三つ、全部で六つ選びなさい。 

15. イスラエル人だけでなく、外国人や旅行者でも、あやまって人を殺した時はいつでも、この町に逃げ込んでかまわない。

16.  しかし、鉄製の器具で人を打ち殺した時は明らかに殺人罪で、犯人は死刑だ。 

17. 大きな石を使った場合も、殺人罪で死刑。 

18. たとい木製でも武器を使ったら、やはり殺人罪とみなされる。 

19. 被害者の復讐をしたければ、自分で手を下してもかまわない。 犯人に出会ったら殺してもよい。 

20. 憎しみに燃えて物を投げつけたり、待ち伏せして襲いかかったり、 

21. 怒りに狂ってなぐりつけたりして人を殺した場合は、明らかに殺人罪だから、犯人をリンチにかけてもかまわない。

22-23. しかし、過失の場合はそうではない。 わざと物を投げたのでも、怒って石を投げたのでもなく、投げた本人が人に当てようなどとは夢にも考えず、敵をやっつけようと思ったわけでもないのに、たまたまそれに当たって人が死んだ場合は、 

24. 事故かどうかよく調べなさい。 その結果によって、加害者を復讐者に引き渡すかどうかを決めるのだ。 

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