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民数記 33:1-41-44 リビングバイブル (JLB)

1.  以下は、イスラエルの人々が、モーセとアロンに導かれてエジプトを出てからの、旅の記録です。 

2. モーセは神様の命令どおり、旅の経過を記しておいたのです。 

3-4. 過越の祭りの晩の翌日、三月二十九日(ユダヤ暦の一月十五日)に、エジプトの町ラメセスを出発しました。 エジプト人は、前の晩、神様に殺された長男たちの埋葬に忙しく、手が出せません。 そんな彼らをしり目に、人々はさっさと出発しました。 前の晩、イスラエルの神様は、エジプトのすべての神々を完全に打ち負かしたのです。

5-7. ラメセスを出てから、スコテ、荒野の端にあるエタム、ミグドル山のふもとのバアル・ツェフォンに近いピ・ハヒロテと、野営を続けました。 

8. そこから紅海の真ん中を通り、三日間エタムの荒野を進んで、マラに野営しました。

9.  マラの次はエリムです。 そこには、泉が十二もあり、なつめやしの木が七十本も茂っていたので、しばらくとどまりました。

10-11. エリムを発ってからは、紅海のほとりとシンの荒野に野営しました。

12-14. 次に、ドフカ、アルシュと進んで、レフィディムへ行きましたが、そこには飲み水がありませんでした。

15-37. レフィディムからシナイの荒野に向かい、さらにキブロテ・ハタアワまで行きました。このあと、ハツェロテ、リテマ、リモン・ペレツ、リブナ、リサ、ケヘラタ、シェフェル山、ハラダ、マクヘロテ、タハテ、テラ、ミテカ、ハシュモナ、モセロテ、ベネ・ヤアカン、ホル・ハギデガデ、ヨテバタ、アブロナ、エツヨン・ゲベル、ツィンの荒野のカデシュ、エドムの国境にそびえるホル山へと旅を続けました。

38-39. そこまで来た時、祭司アロンは神様の命令でホル山に登り、山の上で息を引き取りました。 ちょうど、エジプトを出てから四十年目の七月十五日のことです。 アロンは百二十三歳でした。

40.  カナン人で、ネゲブに住むアラデの王が、イスラエル人のことを耳にしたのは、この時です。 なんとカナンの国を目ざして、イスラエル人が進んで来るというのです。 

41-44. 王は戦いをいどみましたが、結局はイスラエルが勝ちました。 このあとホル山を出発し、ツァルモナ、プノン、オボテ、モアブの国境イエ・ハアバリムと野営を重ね、 

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