もう我慢できません。 あまりのことに、王はもうれつに腹を立てました。 顔は真っ青です。 怒りに身を震わせ、もうたくさんだとばかりに、どなりつけました。 「いいかげんにしろっ! おまえを呼んだのは、やつらをのろってもらうためだ。 それがどうだ。口を開けば祝福ばかりしおって。 それも一度や二度じゃない。 三度、三度もだぞ。