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民数記 21:19-27-30 リビングバイブル (JLB)

19. ナハリエル、バモテを通って、 

20. モアブ平原の谷まで行きました。 そこはピスガ山のふもとで、山頂からは荒野がはるかに見渡せます。 

21. 人々は、エモリ人の王シホンに使者を送りました。

22.  「どうか、王様の国を通らせてください。 国境を越えるまでは、決して街道からそれたりいたしません。 畑を踏み荒らしたり、ぶどう園に入ったり、水を飲んだりもいたしません。」

23.  しかし、王は承知しません。 それどころか軍隊を集め、わざわざ荒野に出て、ヤハツで戦いをしかけたのです。 

24. ところが王は戦死し、勝ったのはイスラエル人のほうでした。 結局、アルノン川から、北はヤボク川、東はアモンとの国境までを占領しました。 アモンとの国境は地形が険しく、それ以上は進めなかったのです。

25-26. こうして、人々はエモリ人の国を占領し、そこに住みつきました。 シホン王が治めていた時は首都だったヘシュボンも、今はイスラエル人のものです。 シホン王は以前にモアブを治めていた王を負かし、アルノン川までの全土を占領していました。 

27-30. 昔の詩人が歌っているとおりです。「シホン王の都、ヘシュボンに来なさい。岩のように堅い都に。王は炎のような勢いでモアブの町アルに攻め上り、完全に滅ぼしてしまった。アルノン川の高地にそびえるあのアルを。気の毒なモアブ、ケモシュの神を拝む人たち、とうとう最期がきたのだ。息子は外国へ逃げ、娘はエモリ人の王シホンに捕らえられた。しかし、今やわれわれが彼らの子孫を滅ぼした。ヘシュボンからディボンに至るまで、メデバの近くのノファフまで。

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