旧約聖書

新約聖書

民数記 21:10-25-26 リビングバイブル (JLB)

10.  このあと、一行はオボテに行き、そこで野営しました。 

11. そこからさらに、モアブに近い荒野にあるイエ・ハアバリム、 

12. ゼレデの谷へと進み、そこに野営しました。 

13. それから、モアブとエモリとの国境沿いを流れるアルノン川の向こう側に移りました。 

14. アルノン川のことは、『神様の戦いの書』に、ワヘブの町を通り、 

15. モアブとエモリの国境を流れている、と記されています。

16.  次に行ったのはベエル〔「井戸」の意〕です。 ここでは、神様がモーセに「水をやるから、皆を集めなさい」と命じたのです。 

17-18. その時のことは、次のような歌になっています。「水よ、どんどんわき上がれ。喜びの歌をうたおう。おお、すばらしい井戸。指導者たちが杖とシャベルで掘った井戸。」一行は、そこで荒野を離れ、マタナ、 

19. ナハリエル、バモテを通って、 

20. モアブ平原の谷まで行きました。 そこはピスガ山のふもとで、山頂からは荒野がはるかに見渡せます。 

21. 人々は、エモリ人の王シホンに使者を送りました。

22.  「どうか、王様の国を通らせてください。 国境を越えるまでは、決して街道からそれたりいたしません。 畑を踏み荒らしたり、ぶどう園に入ったり、水を飲んだりもいたしません。」

23.  しかし、王は承知しません。 それどころか軍隊を集め、わざわざ荒野に出て、ヤハツで戦いをしかけたのです。 

24. ところが王は戦死し、勝ったのはイスラエル人のほうでした。 結局、アルノン川から、北はヤボク川、東はアモンとの国境までを占領しました。 アモンとの国境は地形が険しく、それ以上は進めなかったのです。

25-26. こうして、人々はエモリ人の国を占領し、そこに住みつきました。 シホン王が治めていた時は首都だったヘシュボンも、今はイスラエル人のものです。 シホン王は以前にモアブを治めていた王を負かし、アルノン川までの全土を占領していました。 

完全な章を読みます 民数記 21