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民数記 13:21-30 リビングバイブル (JLB)

21.  彼らは、南はツィンの荒野から北はハマテに近いレホブまで、探りました。 

22. 北へ進み、まずネゲブを通り、ヘブロンに着きました。そこには、アナクの子孫のアヒマン族、シェシャイ族、タルマイ族が住んでいました。 ヘブロンは、エジプトのタニスより七年も前に建てられた、非常に古い町です。 

23. それから、現在のエシュコルの谷に来て、ぶどうを一ふさ切り取りました。 とても大きなふさで、棒に通して二人でかつぐほどです。 ざくろやいちじくの実も幾つか取りました。 

24. その時から、イスラエル人は、そこをエシュコル〔「一ふさのぶどう」の意〕の谷と呼ぶようになりました。 そこでぶどうを一ふさ切り取ったからです。

25.  彼らは、四十日の間カナンの国を探り、 

26. パランの荒野のカデシュに戻ると、モーセ、アロンをはじめ、イスラエル人全員にさっそく報告し、持ち帰ったくだものを見せました。

27.  報告は次のとおりです。 「ただいま戻りました。 カナンは実にすばらしい国です。 まさに『乳と蜜が流れる』国です。 その証拠に、持ち帰ったくだものをご覧ください。 

28. しかし残念なことに、住民は強く、町々は非常に大きく、城壁を巡らしてあります。 おまけに、アナクの子孫の巨人族がいるのです。 

29. 南にはアマレク人、山地にはヘテ人、エブス人、エモリ人、地中海沿岸とヨルダン川流域には、カナン人が住んでいます。」

30.  この報告に、人々はざわつきました。 しかしカレブは、モーセの前で皆を静めると、きっぱり言いました。 「すぐ攻め上ってカナンを占領しよう。 大丈夫、やれば必ずできる。」

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