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歴代志下 5:3-13-14 リビングバイブル (JLB)

3. この儀式は、恒例の十月の仮庵の祭りの日に行なわれました。 

4-5. イスラエルの指導者たちが見守る中で、レビ人が箱をかつぎ上げ、そのほかの聖い器具とともに、運び出したのです。

6. 王をはじめ人々は、箱の前で羊や牛をいけにえにささげましたが、その数はあまりに多くて、数えることができませんでした。

7-8. それから、祭司たちは箱を神殿の奥の至聖所に運び入れ、ケルビム(天使を象徴する像)の翼の下に置きました。 翼は、箱とかつぎ棒をおおうような形で広がっていました。 

9. そのかつぎ棒は長かったので、先端が前の部屋から見えましたが、外からは見えませんでした。契約の箱は、この書が書かれた時には、なおそこにありました。

10. 箱の中には、二枚の石板のほかは何もありませんでした。 その石板は、神様が、エジプトから出て来たイスラエル国民と契約を結ばれた時、モーセがホレブ山(シナイ山)で箱に納めたものです。

11-12. 祭司たちはきよめの儀式をすませ、ふだん割り当てられた仕事と関係なく、全員が儀式に参加しました。 レビ人たちは、祭司たちが至聖所から出て来た時、すばらしい声で神様を賛美しました。 歌い手はアサフ、ヘマン、エドトンはじめ、その息子兄弟たちで、全員が純白の美しいリンネルをまとい、祭壇の東側に立っていました。 合唱隊に、ラッパを吹く百二十人の祭司のほか、シンバルや琴や竪琴の演奏者が加わりました。 

13-14. この合唱団は、一つとなって神様を賛美し、感謝をささげました。 歌声の合間に、同じく神様を賛美し、感謝をささげるラッパが吹かれ、シンバルその他の楽器がかなでられました。 この時の歌のテーマは、「神様はこの上なく良いお方だ! 神様のいつくしみは永遠に絶えることがない!」というものでした。すると、神様の栄光がまぶしく光る雲のように現われ、神殿をすっぽり包んだので、祭司たちは、その場に立って務めを果たすことができなくなりました。

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