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歴代志下 35:2-16 リビングバイブル (JLB)

2. また、祭司の組分けを決めて、務めにあたらせるようにしました。 祭司たちを激励して、再び神殿の務めにつかせたのです。 

3. イスラエルの宗教教師であるレビ人には、次の命令を出しました。「神の箱は、今はソロモンの神殿に置かれ、かついで、あちこち持ち運ぶ必要はなくなった。 だから、あなたがたの時間を、神様と神様の国民に仕えるために用いなさい。 

4-5. イスラエルの王ダビデとその子ソロモンの決めた組分けを生かし、組ごとに、神殿にいけにえを持って来る人々に手を貸しなさい。 

6. 過越の子羊を殺し、身をきよめ、人々がいけにえをささげるのを手伝いなさい。 モーセによって示された神様の命令に、すべて従いなさい。」

7.  王は、国民がささげる過越のいけにえ用に、子羊と子やぎ三万頭、それに子牛三千頭を寄贈しました。 

8. 王の高官たちも、祭司やレビ人のために喜んで贈り物をしました。 神殿の管理者であるヒルキヤ、ゼカリヤ、エヒエルは、祭司がささげる過越のいけにえとして、羊と山羊二千六百頭、牛三百頭を贈りました。 

9. レビ人の指導者であるカナヌヤ、その兄弟シェマヤとネタヌエル、それにハシャブヤ、エイエル、エホザバデは、レビ人がささげる過越のいけにえとして、羊と山羊五千頭、牛五百頭を贈りました。

10.  すっかり用意ができ上がり、祭司が所定の場所に立ち、レビ人が王の指令どおりの任務についた時、 

11. レビ人の手で過越の子羊が殺され、その血が祭司に渡されました。 祭司が血を祭壇に注ぎかけると、レビ人は殺された子羊の皮をはぎました。 

12. 彼らは各部族のために、いけにえ用に殺した子羊を山と積み上げました。 モーセのおきてにあるとおり、完全に焼き尽くすいけにえとして、ささげさせるためでした。 牛も同じようにしました。 

13. それから、モーセのおきてに決められたとおり、過越の子羊を焼き、その聖いささげ物を、深なべ、平なべ、かまなどで調理し、急いで運んで、人々に食べさせました。 

14. そのあとで、自分たちや祭司のために食事を用意しました。 彼らは朝から晩まで、完全に焼き尽くすいけにえの脂肪をささげるのに、追いまくられていたのです。

15.  アサフの子孫にあたる歌い手たちは、何百年も前に、ダビデ王、アサフ、ヘマン、王の預言者エドトンによって命じられたとおりの部署に、ついていました。 門衛たちは門を守っていましたが、食事は同族のレビ人が用意して届けてくれたので、部署を離れる必要がありませんでした。 

16. 王が指示したとおり、すべての完全に焼き尽くすいけにえが神様にささげられ、過越の全儀式が、その日のうちに終わりました。

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