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歴代志下 33:4-5-16 リビングバイブル (JLB)

4-5. 事もあろうに、神様を永久にあがめるはずの神殿の庭にまで、異教の祭壇を築き、日や月や星を礼拝したのです。 

6. また、ベン・ヒノムの谷で、わが子をいけにえとしてささげました。 さらに、霊媒や占い師や魔術師にうかがいを立て、ありとあらゆる悪を行なって、神様の激しい怒りを引き起こしました。

7.  考えてもご覧なさい! よりによって、神の神殿に偶像を置いたのです。 この神殿については、ダビデ王とその子ソロモン王に、神様はこうお語りになりました。 「わたしは、この神殿と、イスラエル全国の町から特に選んだエルサレムで、ほめたたえられる。 

8. もしおまえたちが、わたしがモーセによって与えた、すべてのおきてと定めに従うなら、先祖に与えたこの地から、二度と追い出すようなことはしない。」

9.  ところが、マナセ王はユダとエルサレムの人々をそそのかして、イスラエル国民がこの地に入った時に、神様が滅ぼした国民よりも、もっと悪いことを行なわせたのです。 

10. 王も国民も、神様の警告を、平気で聞き流しました。 

11. そこで神様は、アッシリヤ軍を出動させ、ユダに攻め込ませました。 アッシリヤ軍はマナセ王を鉤で捕らえ、青銅の足かせにつないで車に乗せ、バビロンへ引いて行きました。

12. その時になって、王はようやく本心に立ち返り、謙そんに助けを求めました。 

13. 神様は切なる願いに答えて、エルサレムの彼の王国に王を連れ戻してくださいました。 こうして、ついにマナセ王も、主こそ神であることを知ったのです。

14.  こののち、マナセ王はダビデの町の外側の城壁を築き直しました。その城壁は、キデロンの谷にあるギホンの泉の西側から魚の門にまで達し、ひときわ高く築き上げられた「とりでの丘」を、取り巻いていました。 また、ユダで城壁のある町にはすべて、将軍を配置しました。 

15. さらに、丘の上に祭ってある外国の神々を除き、神殿から偶像を取り出し、その神殿が建っている山の上と、エルサレムに築いたすべての祭壇を取りこわし、町の外へ投げ捨てました。 

16. それから、神様の祭壇を築き直し、その上で和解のいけにえと感謝のいけにえをささげ、ユダの国民に、イスラエルの神様だけを礼拝するよう命じました。 

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