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歴代志下 33:11-23 リビングバイブル (JLB)

11. そこで神様は、アッシリヤ軍を出動させ、ユダに攻め込ませました。 アッシリヤ軍はマナセ王を鉤で捕らえ、青銅の足かせにつないで車に乗せ、バビロンへ引いて行きました。

12. その時になって、王はようやく本心に立ち返り、謙そんに助けを求めました。 

13. 神様は切なる願いに答えて、エルサレムの彼の王国に王を連れ戻してくださいました。 こうして、ついにマナセ王も、主こそ神であることを知ったのです。

14.  こののち、マナセ王はダビデの町の外側の城壁を築き直しました。その城壁は、キデロンの谷にあるギホンの泉の西側から魚の門にまで達し、ひときわ高く築き上げられた「とりでの丘」を、取り巻いていました。 また、ユダで城壁のある町にはすべて、将軍を配置しました。 

15. さらに、丘の上に祭ってある外国の神々を除き、神殿から偶像を取り出し、その神殿が建っている山の上と、エルサレムに築いたすべての祭壇を取りこわし、町の外へ投げ捨てました。 

16. それから、神様の祭壇を築き直し、その上で和解のいけにえと感謝のいけにえをささげ、ユダの国民に、イスラエルの神様だけを礼拝するよう命じました。 

17. それでもなお、国民は丘の上の祭壇にいけにえをささげましたが、それは神様に供えられたものでした。

18.  マナセ王のその他の業績、王が神様にささげた祈り、預言者たちをとおしての神様の答えについては、『イスラエル諸王の年代記』に記されています。 

19. 王の祈りと、それが神様に聞き届けられたこと、および、悔い改める前に犯した罪や失敗についての報告は、預言者たちの言行録に、包み隠さず記されています。 その中には、王が偶像の宮を築いたり、いまわしい像や刻んだ像を置いたりした場所があげてあります。

20-21. マナセ王は死んで、宮殿の下に葬られ、息子アモンが新しく王となりました。 アモンは二十二歳で王となり、わずか二年間、エルサレムで治めました。 

22. その治世は、父マナセ王の初期に劣らず、悪いものでした。 父王がしていたように、あらゆる偶像にいけにえをささげたのです。 

23. しかも、父のようには態度を変えてへりくだることをせず、ますます大きな罪を犯しました。 

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