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歴代志下 3:1-9 リビングバイブル (JLB)

1.  ついに、神殿の建設が始まりました。 敷地はエルサレムのモリヤ山上で、ここは、かつて神様がソロモン王の父ダビデに姿を現わした、エブス人オルナンの打ち場があった所です。 ダビデはかねて、そこを神殿の建設地に予定しておいたのです。 

2. 工事が始まったのは、ソロモン王の即位後四年目の四月十六日でした。

3.  まず神殿の土台は、長さ三十メートル、幅十メートルです。 

4. 屋根つきの玄関は、神殿の幅と同じ十メートルの長さで、内側の壁と天井には純金を張りつめました。 屋根の高さは六十メートルです。

5.  神殿の主要部は、糸杉でおおい、純金を張りつめ、なつめやしの木と鎖が彫刻してありました。 

6. 壁の内側は、一段と美しさを増すために、宝石で飾られました。 なお、ここで用いた金は、パルワイム産の最上のものです。 

7. 神殿内は、壁も、梁も、とびらも、敷居も金が張りつめられ、壁にはケルビム(天使を象徴する像)が彫ってありました。

8.  神殿の奥に、十メートル四方の至聖所がありました。 ここも、時価五十億円相当の金を張りつめました。 

9. 七百二十五グラムの金の釘を使い、屋上の間も金で張りつめました。

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