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歴代志下 29:20-32-33 リビングバイブル (JLB)

20.  翌朝はやく、王は、町の役人たちを従えて神殿に上りました。

21. その時、この国と神殿のためにささげる、罪が赦されるためのいけにえとして、雄の子牛七頭、雄羊七頭、子羊七頭、雄やぎ七頭が用意されました。王はアロンの子孫である祭司に命じて、いけにえを神様の祭壇にささげさせました。 

22. 雄の子牛が殺されると、祭司はその血を取って、祭壇に注ぎかけました。 雄羊や子羊の場合も同じでした。 

23. 罪が赦されるためのいけにえ用の雄やぎが、王と役人たちの前に引いて来られると、彼らはその雄やぎの上に手を置きました。 

24. それから、祭司はこの雄やぎを殺し、血を祭壇に注いで、罪が赦されるためのいけにえとし、王が命じたとおり、イスラエル全国民のために贖いをしました。 完全に焼き尽くすいけにえと罪が赦されるためのいけにえとは、イスラエル全国民のためにささげるように、王が指示しておいたのです。

25-26. 王は、神殿に仕えるレビ人に、シンバル、琴、竪琴を持たせて、オーケストラを編成しました。 これは神様のお告げを受けた、ダビデ王および預言者ガドとナタンの指図に従っています。 祭司はラッパを吹く役を引き受けました。 

27. そこで王は、完全に焼き尽くすいけにえを祭壇にささげるよう命じました。 いけにえをささげ始めると、オーケストラがいっせいに賛美歌を演奏し、それに合わせてラッパが響きました。 

28. この儀式の間中、歌い手が歌い、ラッパが鳴るのに合わせて、全会衆が神様を礼拝したのです。 

29. いけにえをささげ終わると、王と側近たちは、神様の前にひれ伏して礼拝しました。 

30. それから王は、ダビデ王と預言者アサフの詩を神様の前で歌うように、レビ人に命じました。 彼らは喜んで神様をほめたたえ、一同はひれ伏して神様を礼拝しました。

31.  王は一同に言いました。「きよめの儀式はこれで終了した。 さあ、今度は、あなたがたの感謝のいけにえを持って来なさい。」 そこで各地から集まった人々は、感謝のいけにえを持って来ました。 中には、進んで、完全に焼き尽くすいけにえを持って来る人もいました。 

32-33. 完全に焼き尽くすいけにえは、全部で雄の子牛が七十頭、雄羊が百頭、子羊が二百頭でした。 さらに聖なるささげ物として、牛六百頭、羊三千頭が加えられました。 

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