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歴代志下 29:18-36 リビングバイブル (JLB)

18.  彼らは宮殿に戻り、ヒゼキヤ王に報告しました。 「ただ今、神殿のきよめを完了いたしました。 完全に焼き尽くすいけにえの祭壇と付属の器具、供えのパンの机と付属の器具も、すべてきよめました。 

19. さらに、アハズ王が神殿を閉じたとき取り除いた、すべての器具を整え、きよめました。 みな祭壇のそばにございます。」

20.  翌朝はやく、王は、町の役人たちを従えて神殿に上りました。

21. その時、この国と神殿のためにささげる、罪が赦されるためのいけにえとして、雄の子牛七頭、雄羊七頭、子羊七頭、雄やぎ七頭が用意されました。王はアロンの子孫である祭司に命じて、いけにえを神様の祭壇にささげさせました。 

22. 雄の子牛が殺されると、祭司はその血を取って、祭壇に注ぎかけました。 雄羊や子羊の場合も同じでした。 

23. 罪が赦されるためのいけにえ用の雄やぎが、王と役人たちの前に引いて来られると、彼らはその雄やぎの上に手を置きました。 

24. それから、祭司はこの雄やぎを殺し、血を祭壇に注いで、罪が赦されるためのいけにえとし、王が命じたとおり、イスラエル全国民のために贖いをしました。 完全に焼き尽くすいけにえと罪が赦されるためのいけにえとは、イスラエル全国民のためにささげるように、王が指示しておいたのです。

25-26. 王は、神殿に仕えるレビ人に、シンバル、琴、竪琴を持たせて、オーケストラを編成しました。 これは神様のお告げを受けた、ダビデ王および預言者ガドとナタンの指図に従っています。 祭司はラッパを吹く役を引き受けました。 

27. そこで王は、完全に焼き尽くすいけにえを祭壇にささげるよう命じました。 いけにえをささげ始めると、オーケストラがいっせいに賛美歌を演奏し、それに合わせてラッパが響きました。 

28. この儀式の間中、歌い手が歌い、ラッパが鳴るのに合わせて、全会衆が神様を礼拝したのです。 

29. いけにえをささげ終わると、王と側近たちは、神様の前にひれ伏して礼拝しました。 

30. それから王は、ダビデ王と預言者アサフの詩を神様の前で歌うように、レビ人に命じました。 彼らは喜んで神様をほめたたえ、一同はひれ伏して神様を礼拝しました。

31.  王は一同に言いました。「きよめの儀式はこれで終了した。 さあ、今度は、あなたがたの感謝のいけにえを持って来なさい。」 そこで各地から集まった人々は、感謝のいけにえを持って来ました。 中には、進んで、完全に焼き尽くすいけにえを持って来る人もいました。 

32-33. 完全に焼き尽くすいけにえは、全部で雄の子牛が七十頭、雄羊が百頭、子羊が二百頭でした。 さらに聖なるささげ物として、牛六百頭、羊三千頭が加えられました。 

34. ただし、完全に焼き尽くすいけにえの用意をする祭司の手が足りなかったので、彼らの兄弟であるレビ人が、その仕事をしました。 このあとも、さらに多くの祭司が加えられるまで、仕事を手伝いました。 レビ人は、祭司よりも早く身をきよめて、準備していたのです。 

35. たくさんの完全に焼き尽くすいけにえ、そのための注ぎのぶどう酒、それに、多くの和解のいけにえがありました。 このようにして、神殿での奉仕が再開され、いけにえがささげられるようになったのです。 

36. ヒゼキヤと全国民は、神様がこのようにすばやく事を運んでくださったことを、心から喜びました。

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