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歴代志下 21:5-15 リビングバイブル (JLB)

5. ヨラムは三十二歳で王となり、八年間エルサレムで治めました。 

6. ところが、彼はイスラエルを支配した王、わけても、アハブ王にさえ引けを取らないほどの悪い王でした。 なにしろアハブ王の娘と結婚していたので、一生の間、のべつ幕なしに悪いことをしていました。 

7. それにもかかわらず、神様はダビデ王朝を見限るようなことはなさいませんでした。 ダビデ王に、彼の子孫はいつまでも王座につく、と約束なさったからです。

8.  そのころ、エドムの王が反逆して、ユダからの独立を宣言しました。 

9. ヨラム王は、戦車隊を含む全軍を率いて夜襲をかけ、もう少しでエドム軍を破るところでした。 

10. ところが、現在まで、エドムはユダの支配を免れることに成功しているのです。 リブナも反逆しました。 それもこれも、王が先祖の神様を捨てたからです。 

11. その上、ユダのあちこちの山に偶像の宮を建て、エルサレムの住民を偶像礼拝に誘いました。 それどころか、国民に偶像礼拝を強要さえしたのです。

12.  その時、預言者エリヤは王に、次のような手紙を送りました。「陛下のご先祖ダビデ王の神様のお告げです。 『おまえは、父ヨシャパテや、アサ王の手本にならわず、 

13. イスラエルのほかの王にならって悪の道を進み、アハブ王と同じように、エルサレムとユダの国民に偶像礼拝を行なわせた。 また、おまえより善良だった兄弟を殺したので、 

14. 今こそわたしは、おまえの国を大災害で滅ぼそう。 おまえはもちろん、妻子までも打たれ、全財産は散らされる。 

15. おまえは腸の病気にかかり、はらわたが腐る。』」

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