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歴代志下 21:1-11 リビングバイブル (JLB)

1.  ヨシャパテ王は死んで、エルサレムの王室の墓に葬られ、息子ヨラムが新しくユダの王となりました。 

2. ヨラムの兄弟には、アザルヤ、エヒエル、ゼカリヤ、アザルヤ、ミカエル、シェファテヤがいました。 

3-4. ヨシャパテ王は、その一人一人に、金や宝石などの高価な贈り物、それにユダの要塞化された町々を与えました。 ただし、ヨラムは長男だったので、王国と王権を与えました。 ところが、王としての地位が確立すると、ヨラムは兄弟全員と、多くのイスラエルの指導者を殺したのです。 

5. ヨラムは三十二歳で王となり、八年間エルサレムで治めました。 

6. ところが、彼はイスラエルを支配した王、わけても、アハブ王にさえ引けを取らないほどの悪い王でした。 なにしろアハブ王の娘と結婚していたので、一生の間、のべつ幕なしに悪いことをしていました。 

7. それにもかかわらず、神様はダビデ王朝を見限るようなことはなさいませんでした。 ダビデ王に、彼の子孫はいつまでも王座につく、と約束なさったからです。

8.  そのころ、エドムの王が反逆して、ユダからの独立を宣言しました。 

9. ヨラム王は、戦車隊を含む全軍を率いて夜襲をかけ、もう少しでエドム軍を破るところでした。 

10. ところが、現在まで、エドムはユダの支配を免れることに成功しているのです。 リブナも反逆しました。 それもこれも、王が先祖の神様を捨てたからです。 

11. その上、ユダのあちこちの山に偶像の宮を建て、エルサレムの住民を偶像礼拝に誘いました。 それどころか、国民に偶像礼拝を強要さえしたのです。

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