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歴代志下 15:1-11 リビングバイブル (JLB)

1.  その時、神の御霊がオデデの子アザルヤに臨みました。 

2. アザルヤは、戦場から帰ったばかりのアサ王に会い、次のように言いました。「陛下、私の申し上げることをお聞きください。 ユダとベニヤミンの兵士たち、耳をすまして聞きなさい。 あなたがたが神様とともにいる限り、神様もあなたがたとともにおられます。 神様を求めるなら、きっとお会いできます。 ただし、もし神様を捨てるようなことがあれば、神様もあなたがたを捨てます。 

3. これまで長い間、イスラエル国民はまことの神様を礼拝しませんでした。 国民を正しく導く、本物の祭司がいませんでした。 それで、神様の教えも知らずに生活してきたのです。 

4. それでも、悩みにぶつかって神様に立ち返り、神様を探し求めた時、神様はいつも、彼らを助けてくださいました。 

5. 神様に背いていた時には、平和がなく、八方ふさがりで、犯罪件数はうなぎのぼりでした。 

6. 外敵との戦いに加えて、内戦が起こりました。 神様が、ありとあらゆる苦しみをもって災いを下されたからです。 

7. ところで、ユダの皆さん、気を落とさずに善行に励んでください。 必ず報いがあります。」

8.  アサ王はこのお告げを聞くと、勇気を奮い起こして、ユダとベニヤミンの地、また占領下のエフライムの山地にある町々から、すべての偶像を取り除きました。 また、神殿の正面にある、神様の祭壇を築き直しました。

9.  それから、ユダとベニヤミンの全住民、それに神様がアサ王とともにおられるのを見て、イスラエルのエフライム、マナセ、シメオンの各地から移住した人々を召集しました。 

10. アサ王の即位後十五年目の六月に、人々はみなエルサレムに集まり、 

11. 戦利品の一部である牛七百頭と羊七千頭を、いけにえとして神様にささげました。 

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