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歴代志下 13:8-20 リビングバイブル (JLB)

8. ところで、おまえたちは、ダビデの子孫の治める神様の王国を、打ち負かせるとでも思っているのか。 おまえたちの軍勢は、われわれの二倍もあるが、ヤロブアム王が神様だと言って作った、金の子牛のためにのろわれている。 

9. おまえたちは神様の祭司とレビ人を追い出し、代わりに異教の祭司を任命した。 ほかの民族のように、若い雄牛一頭と雄羊七頭を持って来る者を、だれでも祭司として受け入れている。 どこの馬の骨でも、ものも言えない、おまえたちの神の祭司になれるではないか!

10.  だが、われわれはイスラエルの神様を信じる。 神様を捨てるようなことはしなかったのだ。 それに、アロンの直系の子孫だけが祭司で、その働きを助けるのはレビ人だけだ。 

11. 彼らは朝夕、完全に焼き尽くすいけにえを神様にささげ、かおりの高い香をたき、供えのパンを聖い机の上に置いている。 金の燭台には、毎晩、火がともされている。 このように、われわれは神様の教えを注意深く守っているが、おまえたちは神様を捨ててしまった。 

12. これではっきりわかるように、神様はわれわれとともにおられ、導いておられる。 しかも、神様に仕える祭司たちは、進軍ラッパを吹き鳴らして、われわれをおまえたちと戦わせようとしている。 ああ、イスラエル軍よ。 先祖の神様と戦ってはならない! とうてい勝ち目はないのだから。」

13-14. ところで、ヤロブアム王は、こっそり伏兵を相手の背後に回らせたので、ユダ軍は敵にはさまれてしまいました。 それを知ったユダの人々は、大声で神様のあわれみを求め、祭司たちはラッパを吹き鳴らし、 

15-16. いっせいに、ときの声をあげたのです。 すると、急に戦いの流れが変わって、アビヤ王とユダ軍は優勢になりました。 

17. その日、ユダの人々は、イスラエルのえり抜きの兵士五十万人を殺しました。

18-19. こうしてユダは、先祖の神様に信頼して、イスラエルを破り、ヤロブアム王の軍勢を追い散らし、その支配下にあったベテル、エシャナ、エフラインの町、それに周辺の村々を占領しました。 

20. イスラエルの王ヤロブアムは、アビヤ王が生きている間は勢力を挽回することができず、ついに、神様に打たれて死にました。

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