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歴代志下 12:4-16 リビングバイブル (JLB)

4. シシャク王は、たちまちユダの要塞の町々を占領し、ついにエルサレムまで攻め上りました。

5.  その時、預言者シェマヤは、レハブアム王と、難を避けてエルサレムに逃げて来たユダ各地の指導者たちに会い、こう言いました。 「神様のお告げです。 『おまえたちはわたしを見捨てた。 それで、わたしもおまえたちを見捨て、シシャクの手に渡す。』」

6.  すると、王と指導者たちは罪を告白し、「このような仕打ちをなさる神様は正しい」と叫びました。

7.  この謙そんな態度をご覧になった神様は、シェマヤにこう言わせました。 「おまえたちが謙そんになったので、徹底的に滅ぼすようなことはしない。 シシャクの手で、怒りをエルサレムに注ぐことはやめよう。 

8. ただし、シシャクに、年ごとの貢を納めなければならんぞ。 そうすることで、シシャクに仕えるよりも、わたしに仕えるほうがどれほど良いか、骨身にしみてわかるだろう。」

9.  エジプト王シシャクはエルサレムを占領し、神殿と宮殿の財宝を全部、ソロモン王の金の盾も含めて奪い取りました。 

10. そこでレハブアム王は、代わりに青銅の盾を作り、護衛隊長に保管させました。

11. 王が神殿に入る時、護衛兵がその盾を持ち、あとで兵器庫に戻すのです。 

12. 王が謙そんになった時、神様の怒りはおさまったので、徹底的に懲らしめられるようなことはありませんでした。 そのため、シシャク王の侵略を受けてからも、ユダの経済力はかなりありました。

13.  レハブアム王は、神様がイスラエルのすべての町から、特にご自分の住まいとしてお選びになった町エルサレムで、十七年のあいだ治めました。 彼が王となったのは四十一歳で、母はナアマといいアモン人の女でした。 

14. 彼は真心から神様をお喜ばせしようとしたことのない、悪い王でした。 

15. レハブアム王の業績については、預言者シェマヤと先見者イドの書いた言行録、および系図にくわしく記されています。レハブアム王とヤロブアム王との間には、絶えず戦争がありました。 

16. レハブアム王は死んで、エルサレムに葬られ、息子アビヤが新しく王となりました。

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