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歴代志下 11:1-21 リビングバイブル (JLB)

1.  エルサレムに戻ったレハブアム王は、ユダとベニヤミンのえり抜きの勇士十八万人を召集し、王国の再統一をめざして、他の諸部族に戦いをしかけました。

2.  その時、神様は預言者シェマヤに命じました。

3.  「さあ、行って、ソロモンの子であるユダの王レハブアムと、ユダとベニヤミンの人々に伝えよ。

4.  『神様のお告げだ。 兄弟と戦ってはならない。 みんな家へ帰れ。 彼らの反逆は、わたしが仕向けたものだ。』」 人々は、この神様のことばを聞いて、ヤロブアムと戦うことをやめました。

5-10. レハブアム王はエルサレムにとどまり、守りを固めるため、次のユダの町々を、城壁と城門で囲まれた要塞にしました。ベツレヘム、エタム、テコアベテ・ツル、ソコ、アドラムガテ、マレシャ、ジフアドライム、ラキシュ、アゼカツォルア、アヤロン、ヘブロン

11.  王はまた、多くのとりでを再建して部隊を配置し、そこに食糧、オリーブ油、ぶどう酒などをたくわえました。 

12. すべての町の兵器庫には盾と槍を備え、さらに守りを固めました。 王の側についていたのは、ユダとベニヤミンの二部族だけだったからです。

13-14. ところで、他の諸部族出身の祭司とレビ人も、家を離れて、ユダとエルサレムに移って来ました。 ヤロブアム王が、彼らの祭司職を取り上げたからです。 

15. ヤロブアム王は別に祭司を任命して、国民に偶像礼拝をけしかけ、自ら丘の上に築いた、雄やぎや子牛の像にいけにえをささげさせました。 

16. そのため、イスラエル全国から、神様だけを信じる人々がエルサレムに移って来たのです。 エルサレムなら、自由に先祖の神様を礼拝し、いけにえをささげることができます。 

17. その結果、ユダ王国は強くなり、三年間は、たいした困難もなく過ぎました。 この間、ダビデ王とソロモン王にならい、真剣に神様に従おうと努力がはらわれたからです。

18.  レハブアム王は、いとこのマハラテと結婚しました。 彼女は、ダビデの子エリモテと、ダビデの兄弟エリアブの娘アビハイルとの間にできた娘です。 

19. この結婚によって、エウシュ、シェマルヤ、ザハムの三人の息子が生まれました。

20.  それから王は、アブシャロムの娘マアカと結婚しました。 彼女はアビヤ、アタイ、ジザ、シェロミテを産みました。 

21. 王は他のすべての妻、そばめにまさって、マアカを愛しました。 王には十八人の妻、六十人のそばめがいて、全部で息子が二十八人、娘が六十人できました。 

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