6. そのあとで、息子ソロモンに、イスラエルの神様のために神殿を建てるよう命じたのです。
7-8. 「わしは、かねがね神殿を建てたいと思っていたが、そうしてはならんと、神様が仰せられたのじゃ。 『おまえは大きな戦いで多くの人を殺し、大地を血で真っ赤に染めた。 だから、わたしの神殿を建てることはできない。
9. だがおまえに一人の子を授けよう。その子の代には、周囲の国と平和を保てるようにするので、彼は平和の人ソロモンと呼ばれる。 イスラエルは平和一色に塗りつぶされる。
10. このソロモンこそが、神殿を建てるのだ。 彼はわたしの子となり、わたしは彼の父となる。 彼の子孫に末長くイスラエルを治めさせよう』とな。
11. そこでじゃ、どうか、神様が共におられ、神殿をりっぱに建て上げさせてくださるように。
12. おまえに正しい判断力を与えて、イスラエルの王となった時、神様の教えをすべて守れるようにしてくださるように。
13. 神様がモーセをとおしてイスラエルにお与えになった教えを、注意深く守るなら、まちがいなく栄える。 何ものをも恐れず、強く、雄々しく、熱心に励め!