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歴代志上 21:8-16 リビングバイブル (JLB)

8.  王は神様におわびしました。 「私は罪を犯しました。 どうかお赦しください。 自分のしたことがどんなにまちがっていたか、今、わかりました。」

9.  そこで神様は、王の相談役である預言者ガドにお語りになりました。 

10-11. 「王に伝えよ。 『神様は、三つのうち、一つを選べと仰せだ。 

12. 三年間のききんか、三か月のあいだ敵に苦しめられることか、それとも、御使いが国中を荒らして、三日間おそろしい伝染病に悩まされることかだ。 よく考えて、私をお遣わしになった方に何と答えるか、決めてもらいたい。』」

13.  王は答えました。 「一つを選ぶのは、なんともつらいことです。どうか、私を人の手にではなく、神様の御手に陥らせてください。神様の思いやりは深いからです。」

14.  神様はイスラエルに伝染病を下されたので、七万人が死にました。

15. 病気が猛威をふるっている時、神様は一人の御使いを送って、エルサレムを滅ぼそうとなさいました。 ところが、神様はかわいそうに思って考えを変え、御使いに、「もう十分だ。 手を引け」とお命じになったのです。 御使いはその時、エブス人オルナンの打穀場に立っていました。 

16. 王は、御使いが抜き身の剣をエルサレムの方に差し伸べ、天と地の間に立っているのを見ました。 そこで、その場に居合わせたイスラエルの長老とともに、荒布をまとい、地にひれ伏したのです。

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