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歴代志上 21:22-30 リビングバイブル (JLB)

22.  「それ相応の金を払うから、この打穀場を譲ってくれんか。 ここに、神様の祭壇を築きたいのだ。 そうすれば、伝染病もおさまるだろうから。」

23.  「陛下、どうぞ、お気に召すままにお使いください。 よろしければ、完全に焼き尽くすいけにえ用の牛も、差し上げます。 打穀の器具を、たきぎ代わりに使っていただいてけっこうです。 穀物のささげ物がお入り用でしたら、小麦がございます。 何でもご用立ていたします。」

24.  「いや、十分な金額で買い取らせてほしい。 おまえのものを取って、それを神様にささげるわけにはいかん。 ふところを痛めずに、完全に焼き尽くすいけにえをささげることは、したくないのだ。」

25.  王はオルナンに百三十万円相当の金を与えました。 

26. こうして手に入れた場所に祭壇を築き、その上で、完全に焼き尽くすいけにえと和解のいけにえをささげました。 王が大声で神様を呼ぶと、神様は答えてくださり、天から下った火がいけにえを焼き尽くしました。

27. それから、神様は御使いに命じて、剣をさやに納めさせました。

28. 王は、願いが聞かれたのを見て、もう一度、いけにえをささげました。 

29. 当時、モーセが荒野で作った天幕と祭壇は、ギブオンの丘の上にありました。 

30. しかし、王は、そこまで行って神様に祈る気にはなれませんでした。 抜き身の剣を持つ御使いを恐れたからです。

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