22. 「それ相応の金を払うから、この打穀場を譲ってくれんか。 ここに、神様の祭壇を築きたいのだ。 そうすれば、伝染病もおさまるだろうから。」
23. 「陛下、どうぞ、お気に召すままにお使いください。 よろしければ、完全に焼き尽くすいけにえ用の牛も、差し上げます。 打穀の器具を、たきぎ代わりに使っていただいてけっこうです。 穀物のささげ物がお入り用でしたら、小麦がございます。 何でもご用立ていたします。」
24. 「いや、十分な金額で買い取らせてほしい。 おまえのものを取って、それを神様にささげるわけにはいかん。 ふところを痛めずに、完全に焼き尽くすいけにえをささげることは、したくないのだ。」
25. 王はオルナンに百三十万円相当の金を与えました。