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歴代志上 19:1-13 リビングバイブル (JLB)

1.  アモンの王ナハシュが死に、息子ハヌンが新しく王となりました。

2-3. その時、ダビデ王は言いました。 「彼の父はずいぶん親切にしてくれた。 その礼に、ハヌンに友好の使者を送ろう。」こうして、弔問の使者を立てました。 ところが、使者が着くと、ハヌン王の側近はこう警告したのです。 「ダビデが父君に敬意を表してこの者らをよこした、などとお考えになってはなりません。 きっと、この地を征服しようと、探りに来たのです。」

4.  そこでハヌン王は、使者たちのひげをそり落とし、服を半分切り取って腰が丸見えになるようにし、さんざん侮辱した上で追い返しました。 

5. 事のいきさつを知ったダビデ王は、ひどい目に会った一行に、ひげが伸びるまでエリコにとどまるように、と伝えました。 

6. ハヌン王は判断を誤ったことに気づくと、六億円もかけて、メソポタミヤ、アラム・マアカ、ツォバから、歩兵、戦車、騎兵を雇いました。

7. 雇い入れた戦車三万二千台と、マアカ王の全軍は、メデバに陣を張り、そこで、ハヌン王がアモンの町々から集めた軍勢と合流しました。

8.  ダビデ王はこれを知ると、ヨアブの率いるイスラエル最強の軍隊を差し向けました。 

9. アモン軍が迎え撃って、メデバの町の門で、いよいよ戦闘開始です。 その間、敵側の外人部隊は町の外に出ていました。 

10. ヨアブは敵が前後にいるのを知り、兵力を二分して、一部をシリヤ人に立ち向かわせました。 

11. 残りは彼の兄弟アブシャイの指揮下に入って、アモン人に攻撃をしかけたのです。

12.  ヨアブはアブシャイに言いました。 「もしシリヤ人が強くて私の手に余るようだったら、助けに来てくれ。 もしアモン人が強くておまえの手に余るようなら、助けに行こう。 

13. 勇気を出せ。 国の安全はわれわれの肩にかかっている。 堂々と戦おう。 神様が最善をなしてくださることを信じてな。」

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