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歴代志上 12:19-40 リビングバイブル (JLB)

19.  マナセ部族出身の幾人かも、ダビデがペリシテ人の仲間になって、サウル王との戦いに出て行った時、イスラエル軍を離れてダビデのもとへ参じました。 ところが、いざという時になって、ペリシテ人の将軍たちは、ダビデの部隊が戦闘に加わることを拒んだのです。 激論の末、ペリシテ人はダビデの部隊を送り返しました。 ダビデとその部下がサウル王に寝返って、自分たちを窮地に陥れるのではないか、と恐れたからです。

20.  ダビデがツィケラグへの道を進んでいた時、彼を頼って来たマナセ部族の面々は、次のとおりです。アデナフ、エホザバデ、エディアエル、ミカエルエホザバデ、エリフ、ツィルタイ。みなマナセ部隊の指揮官でした。 

21. すぐれた勇士ばかりで、ダビデを助けて、ツィケラグでアマレクの略奪隊と戦いました。

22.  ほとんど毎日のように人々が集まって来たので、ダビデの軍隊は、神の軍隊のように強大になりました。 

23. ヘブロンでダビデのもとに集まった人々はみな、神様のお告げどおり、ダビデがサウルに代わって王になることを願っていました。 その数は次のとおりです。

24-37. ユダ部族から、盾と槍で武装した兵士六千八百人。シメオン部族から、すぐれた勇士七千百人。レビ人から、四千六百人。アロンの子孫である祭司から、エホヤダと勇気ある若者ツァドクに率いられた三千七百人。 ツァドクとその一族の二十二人は、戦う祭司団の指揮官でした。サウルの属していたベニヤミン部族から、三千人。 この部族の大多数は、サウルについていました。エフライム部族から、各氏族での名門の勇士二万八百人。マナセの半部族から、ダビデを王とするために馳せ参じた一万八千人。イッサカル部族から、部族の指導者が二百人。 彼らはみな時代の流れに通じ、イスラエルの進むべき最善の道を知っていました。ゼブルン部族から、訓練された勇士五万人。 彼らは完全に武装し、心からダビデに仕えました。ナフタリ部族から、千人の指揮官と、盾と槍で武装した兵士三万七千人。ダン部族から、戦いの備えをした兵士二万八千六百人。アシェル部族から、訓練された兵士四万人。ルベンとガドの各部族、それにマナセの半部族が住んでいたヨルダン川の東側から、あらゆる種類の武器を備えた兵士十二万人。

38.  これらの戦士たちは、ダビデをイスラエルの王にする目的で、ヘブロンへ集まりました。 実のところ、イスラエル国民のすべてが、ダビデが新しい王になることを望んでいたのです。 

39. すでに迎えの準備が整っていたので、彼らは三日間ダビデとともに宴を張り、飲み食いしました。 

40. 近くから来た者も、イッサカル、ゼブルン、ナフタリのように遠くから来た者も、ろば、らくだ、らば、牛などで食物を運んで来ました。 小麦粉、干しいちじくの菓子、干しぶどう、ぶどう酒、油、牛、羊などが山ほど、この祝宴のために運ばれました。国中が喜びにわきかえっていたのです。

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