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士師記 9:45-56-57 リビングバイブル (JLB)

45. 戦闘は一日中続き、ついにアビメレクは町を占領し、住民を殺し、町を破壊してしまいました。 

46. これを見て、近くのミグダルの町の住民は、バアル・ベリテの宮に続くとりでに逃げ込みました。

47-48. このことを聞いたアビメレクは、兵を率いてツァルモン山に登り、斧で木の枝を切り、束ねて背負うと、「おれのやるようにやれ」と一同に命じました。 

49. こう言われて、家来はめいめい、急いで枝を切って束ね、かついでとりでの町に引き返しました。 そしてアビメレクのするとおり、たきぎをとりでの回りに積み上げ、火をつけたのです。 それで、とりでの中にいた約千人の男女が焼け死んでしまいました。

50.  次にアビメレクは、テベツの町を攻撃し、占領しました。 

51. しかし、町にはとりでがあったので、住民はみなそこに逃げ込みました。人々はバリケードを築いて立てこもり、屋根に見張りを立てました。

52. ところが、アビメレクがとりでを焼き打ちにしようと近づいた時、

53. 屋根の上にいた一人の女が石臼を投げたのです。 それがアビメレクの頭上に落ち、頭蓋骨を打ち砕いてしまいました。

54.  「殺してくれ!」 アビメレクはよろい持ちの若者に向かってうめきました。 「女の手にかかったなんて言われてたまるか。」  もう、どうにもなりません。 その若者は剣で刺し通しました。これがアビメレクの最期でした。 

55. 家来たちは、アビメレクが死んだのを見て散り散りになり、家へ帰ってしまいました。 

56-57. こうして神様は、ギデオンの七十人の息子殺害の罪を、アビメレクとシェケムの人々に報いたのです。 同時に、ギデオンの息子ヨタムののろいも実現したことになります。

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