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士師記 9:13-20 リビングバイブル (JLB)

13.  もちろん、ぶどうの木も断わった。 『私は神様と人とを楽しませるぶどう酒をつくり出すのをやめてまで、ほかの木より偉くなろうなんて思いません。』

14.  そこでとうとう、いばらに、『あんたが王様になってくれないか』と懇願した。

15.  いばらは答えた。 『ほんとうにそう思うのなら、おいらの陰のもとに身を低くしてもらおうじゃないか。 それがいやなら、おいらから火が燃え上がって、レバノンの大杉まで焼き尽くしてしまうからな。』

16.  さあ、はっきりしてもらおう。 アビメレクを王にしたことは正しいことだったかどうか。 それが、ギデオンとその子孫全員を正しく扱ったことになるかどうか。 

17. 私の父はおまえたちのために戦い、いのちがけでミデヤン人から救い出したのだ。 

18. それなのに、なんだ。 父に反逆し、息子七十人を石の上で殺すようなまねをした。 その上、女奴隷の子アビメレクを、身内だというだけで、王にした。

19. これが、ギデオンとその子孫とに対する正しい態度であるなら、おまえたちもアビメレクも、末長く幸福に暮らせるだろう。 

20. だが、もし正しいものでないなら、アビメレクはシェケムやベテ・ミロの住民と、お互いを滅ぼし合うことになるだろう。」

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