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士師記 7:1-10 リビングバイブル (JLB)

1.  エルバアル、すなわちギデオンの率いる軍勢は、朝はやく出立し、ハロデの泉まで進みました。 ミデヤンの連合軍はその北の方、モレの山沿いの谷に陣を敷いていました。

2.  その時、神様はギデオンにこうお告げになったのです。 「兵が多すぎるぞ! このままでミデヤンと戦わせるわけにはいかんな。 イスラエル国民が自力で勝ったつもりになって、わたしに傲慢な態度をとるかもしれんからな。 

3. 臆病風に吹かれている者など、さっさと家に帰してしまえ。」すると、二万二千人が去り、戦闘意欲のある者一万人だけが残りました。

4.  しかしなお神様は、「まだ多すぎるぞ! 全員を泉に連れて下れ。 だれがおまえと共に行くべきで、だれが行くべきでないか、はっきり示してやろう」と言われたのです。

5-6. ギデオンは一同を水辺に集合させました。 すると神様の声がして、「水の飲み方で全員を二組に分けよ。 最初の組には、手で水をすくい、口にあてて犬のようになめる者どもを組み入れ、第二の組には、かがみ込んで、口を水につけて飲む者どもを振り分けよ。」手で水をすくって飲んだのは、三百人だけでした。 ほかの者はみな、口を水につけて飲んだのです。

7.  神様はきっぱり言われました。 「わたしは、最初の組の三百人でミデヤン人を征服しよう。 残りはみな家へ帰らせるがよい。」

8-9. そこでギデオンは、兵の持っているつぼとラッパを供出させてから、三百人だけを残し、あとは全員帰宅させました。さて、ミデヤン人の陣営は眼下に見下ろす谷にありました。 その夜のこと、神様はギデオンに命じました。 「起きろ! 全軍を率いてミデヤンの陣地に突っ込め! 必ず勝つぞ。 

10. それでも心配なら、配下のプラを連れて敵陣へ行き、 

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