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士師記 14:1-6 リビングバイブル (JLB)

1.  ティムナへ行ったある日のこと、サムソンはペリシテ人の娘が好きになりました。 

2. 家へ帰ると、さっそく両親に、その娘と結婚させてくれと頼みました。 

3. もちろん、両親は大反対です。「どうして、ユダヤ人の娘と結婚しないんだ。 ほんとうの神様を知らないペリシテ人を妻にする必要があるのかね。 イスラエル中捜しても、おまえが結婚したい相手はいない、と言うのかね。」「ぼくが結婚したいのは、あの人だけなんです。 どうか嫁にもらってください。」

4.  両親は、まさか背後で神様がこうなるようにあやつっておられるとは、気がつきません。 神様は、当時イスラエルを支配していたペリシテ人を、計略にかけようとしておられたのです。

5.  サムソンと両親がティムナへ行くと、町はずれのぶどう畑で、一頭の若いライオンがサムソンに襲いかかりました。 

6. その瞬間、神の霊が激しい力をサムソンに注ぎました。 サムソンは武器を持っていませんでしたが、素手でライオンのあごをつかむと、真っ二つに引き裂いてしまいました。 まるで子やぎを引き裂くように、難なくやってのけたのです。 しかし、このことは両親には黙っていました。

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