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士師記 1:13-30 リビングバイブル (JLB)

13.  カレブの弟ケナズの息子、オテニエルが、先陣を志願してデビルを占領し、アクサを花嫁に迎えました。 

14. 二人が新家庭を築くために巣立つ時、アクサは夫にそそのかされ、贈り物としてもっと土地をくれるよう、父にねだることにしました。 彼女が、ろばから降りると、カレブは尋ねました。「どうした。 何か欲しいものでもあるのか。」

15.  「ネゲブの地は十分にいただいたのですけれど、できれば、泉もいただきたいの。」そこでカレブは、上の泉と下の泉を与えました。

16.  ユダ部族が、アラデの南方、ネゲブの荒野の新天地に移った時、モーセの義父の子孫であるケニ族の人々も同行しました。 彼らは、「なつめやしの町」と呼ばれたエリコを離れ、以後ずっといっしょに生活しました。 

17. そののちユダ軍はシメオン軍の加勢を得て、ツェファテの町に住むカナン人と戦い、絶滅させました。 今でも、その町はホルマ〔「絶滅」の意〕と呼ばれています。 

18. ユダ軍はさらに、ガザ、アシュケロン、エクロンの町々と周辺の村々を手中に収めました。

19. 神様が助けてくださったので、山地一帯の住民を全滅させることができたのです。 ただし、谷の住民は鉄の戦車を持っていたので、征服できませんでした。

20.  ヘブロンの町は、神様のお約束どおりカレブの手に落ちました。カレブは、そこに住むアナクの三人の息子を追い出しました。

21.  ベニヤミン部族は、エルサレムに住むエブス人を根絶やしにできませんでした。 それでエブス人は、今でもイスラエル人といっしょに住んでいます。

22-23. ヨセフ部族も、ベテルの町を襲撃しました。 ベテルは以前ルズと呼ばれた町です。 神様はヨセフ部族とともにおられました。 まず、スパイが派遣されました。 

24. 彼らは町から出て来た男を捕まえ、町の城壁の出入口を教えてくれたら、家族のいのちも助けてやると持ちかけたのです。 

25. 案の定、男は町に入る方法をしゃべりました。おかげで、ヨセフ部族は町に攻め込み、全住民を滅ぼすことができたのです。 もちろん、その男と家族だけは助かりました。 

26. のちに、その男はヘテ人の地に町を建て、ルズと名づけました。 今でも知られているとおりです。

27.  マナセ部族は、ベテ・シェアン、タナク、ドル、イブレアム、メギドとその周辺の町々の住民を追い出すことに失敗しました。 それでカナン人は、その地にとどまり続けたのです。 

28. のちにイスラエルは強大になりましたが、カナン人を奴隷として働かせることはあっても、追い出しはしませんでした。 

29. ゲゼルに住むカナン人についても、同じです。 今もなお、エフライム部族に混じって生活しています。

30.  ゼブルン部族も、キテロンとナハラルの住民を滅ぼすには至らず、奴隷として働かせました。 

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