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士師記 1:1-11 リビングバイブル (JLB)

1.  ヨシュアの死後、イスラエル国民は神様から指示を仰ごうとしました。「カナン人と戦うには、まずどの部族が出陣すればよいのでしょうか。」

2.  「ユダ部族だ。 彼らに、輝かしい勝利を約束しよう。」

3.  ところが、ユダ部族の指導者たちは、シメオン部族に加勢を求めたのです。 「われわれの割り当て地に住むやつらを追っ払うのに、力を貸してほしい。 その代わり、君らが戦う時には必ず応援するよ。」 そんなわけで、シメオンとユダの軍隊は、合流して出陣したのです。 

4-6. 神様のお助けによるのでしょう、彼らはカナン人とペリジ人を打ち破ることができました。 このベゼクでの戦闘で、なんと一万人もの敵が殺されたのです。 アドニ・ベゼク王は逃げ出したものの、すぐ捕らえられ、手足の親指を切り取られてしまいました。

7.  「わしもこうやって、七十人もの王の親指を切り取り、わしの食卓から落ちるパンくずを食べさせたものだが、いま神様は、そのつけを回してこられたというわけだ」と、王は嘆きました。 王はエルサレムへ連れて行かれ、そこで息を引き取りました。

8.  ユダ部族はエルサレムを占領し、住民を殺し、町に火をかけました。 

9. そののちユダの軍隊は、低地に住むカナン人を攻めたばかりか、山地やネゲブのカナン人とも戦いました。 

10. また、以前キルヤテ・アルバと呼ばれたヘブロンにいるカナン人めがけて攻撃を開始し、シェシャイ、アヒマン、タルマイなどの町を滅ぼしました。 

11. そのあと、デビルを攻撃しました。 デビルは、以前キルヤテ・セフェルと呼ばれていました。

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