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創世記 43:24-33 リビングバイブル (JLB)

24. 一同は屋敷に招き入れられ、足を洗う水を与えられました。 ろばも餌をもらいました。 

25. お昼にはヨセフが来るということです。 一同はすぐ贈り物を渡せるよう、抜かりなく用意しました。 なんでも、昼食をいっしょにするらしいのです。 

26. ヨセフが戻りました。 一同はていねいにおじぎをし、贈り物を差し出しました。

27.  ヨセフは皆にその後のことを尋ねました。 「で、おまえたちの父親はどうしているかね。 この前もちょっと聞いたが、まだ達者かな?」

28.  「はい、おかげさまで元気でおります。」 そう言って、もう一度おじぎをしました。

29.  ヨセフは弟ベニヤミンの顔をじっと見つめました。 「これが末の弟か。 そうか、この子がなあ。 どうだ、疲れてはいないか? 神様がおまえに目をかけてくださるように。」 

30. ここまで言うのがやっとでした。 あまりのなつかしさに胸がいっぱいになり、涙がこみ上げてきたのです。 あわてて部屋を出て寝室に駆け込み、思いきり泣きました。 

31. 泣くだけ泣くと、顔を洗い、何くわぬ顔で一同のところへ戻り、感情を押し殺して、「さあ食事にしよう」と言いました。

32.  ヨセフは自分のテーブルで食事をし、兄弟たちは別のテーブルです。 またもう一つのテーブルには、エジプト人が座りました。 エジプト人はヘブル人(イスラエル人)を見くだして、いっしょに食事をしないのです。 

33. ヨセフは一人一人に、どこへ座るか指示しました。いちばん上の兄から始まって末の弟まで、きちんと年の順になっています。 皆はびっくりしました。 

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