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創世記 40:1-3-14 リビングバイブル (JLB)

1-3. その後しばらくして、王宮のコック長とぶどう酒の毒味役とが、王のきげんをそこね、牢に入れられました。 親衛隊の隊長で刑執行の責任者ポティファルの邸内にあった牢、ヨセフが入っている、あの牢です。 

4. しばらくの間、二人はそこに閉じ込められていました。ポティファルはヨセフに、彼らの世話をするよう命じました。 

5. ある夜、二人は夢を見ました。 

6. 翌朝ヨセフが行くと、二人とも元気がなく、うなだれています。

7.  「どうなさったのです。 何か心配事でも?」

8.  「実はゆうべ二人とも夢を見てね、その意味がさっぱりわからず、困っていたんだ。」「夢を解釈するのは神様です。 で、どんな夢です? よろしければお聞かせください。」

9-10. ぶどう酒の毒味役が、初めに口を切りました。 「私の夢はこうなんだ。 ぶどうの木があって、見ると枝が三本ある。 それにつぼみができ、花が咲き、実がなった。 

11. 私は片手に王様のワイングラスを持っていたので、その中にぶどうの汁を絞り出し、王様にささげると、それを飲んでくださった、というんだがね。」

12.  「その夢の意味はこうですよ。 ぶどうの三本の枝は三日間ということです。 

13. 三日したら、王様はあなたを牢から出し、前と同じ、ぶどう酒の毒味役に取り立ててくださいますよ。 

14. その時は、私のこともよろしくお願いします。 また王様のお気に入りの地位に戻るのですから、じきじきに私のあわれな身の上を話し、ここから出られるようお口添えください。 

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