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創世記 40:14-23 リビングバイブル (JLB)

14. その時は、私のこともよろしくお願いします。 また王様のお気に入りの地位に戻るのですから、じきじきに私のあわれな身の上を話し、ここから出られるようお口添えください。 

15. 私はもともとヘブル人ですが、誘拐されてここへ来たのです。 そして、無実の罪で、牢に入れられてしまったのです。」

16.  最初の夢の解き明かしがよかったので、コック長は、わくわくしながら自分の夢を話しだしました。「わたしの夢では、頭にパンかごを三つ載せていた。 

17. いちばん上のかごは、王様の召し上がるパンやケーキ類でいっぱいだった。 ところがどうだろう。 鳥が来て、片っぱしから食べてしまったんだ。」

18-19. 「三つのかごは、やはり三日間のことですよ。 ただ、あとがいけません。 三日後、あなたは死刑になります。 枝につるされ、鳥に肉をついばまれるのです。」

20.  三日後は王の誕生日でした。 それで、王宮の役人や使用人たちをみな招いて、宴会が開かれました。 そのとき王が使いをやって、ぶどう酒の毒味役とコック長を呼んだので、二人は牢から出され、王のところへ連れて来られました。 

21. 王は、毒味役を前と同じ仕事に戻したのですが、 

22. コック長のほうは死刑にして柱につるせ、と命じました。 ヨセフの言ったとおりです。 

23. ところが、毒味役はあまりうれしくて、ヨセフのことなどすっかり忘れ、王に口添えするどころではありませんでした。

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