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創世記 4:14-26 リビングバイブル (JLB)

14. 農場からも追い出され、神様の前からも追っ払われて、放浪者に落ちぶれるなんて。 おれを見たら、どんなやつだって殺そうとするに決まってます。」

15.  「心配するな。 おまえを殺させたりはしない。 そんなことをしでかす者には、おまえの受けた罰の七倍の仕返しをしてやろう。」こう約束すると、神様はだれにも殺されないように、カインに一つのしるしをつけました。 

16. こうして、カインは神様のもとを去り、エデンの東、ノデの地に住みついたのです。

17.  そのあと、カインの妻は男の子を産みました。 それがエノクです。 その時、カインは町を建てていたので、子供の名にちなんで、町の名もエノクとしました。

18.  エノクはイラデの父イラデはメフヤエルの父メフヤエルはメトシャエルの父メトシャエルはレメクの父

19.  レメクにはアダとツィラという二人の妻がいました。 

20. アダの子ヤバルは、初めて牧畜を手がけ、テント生活を始めました。 

21. 弟はユバルといい、最初の音楽家になりました。 竪琴と笛を作ったのは、この人です。 

22. レメクのもう一人の妻ツィラには、トバル・カインが生まれました。 彼は最初の鍛冶屋になって、青銅や鉄の道具を作った人です。 トバル・カインにはナアマという妹もいました。

23.  ある日、レメクはアダとツィラに言いました。 「おまえたち、よーく聞けよ。 身のほど知らずにわしを襲い、傷を負わせた若僧がいたのさ。 で、そいつを殺してやった。 

24. カインを殺す者は七倍もの罰を受けるんだったな。 だが、わしの場合はそんなもんじゃない。 あの若僧のかたきを討とうなんてやつは、七十七倍の罰を受けねばならんぞ。」

25.  さて、エバは男の子をもう一人産み、セツ〔「授けられた者」の意〕と名づけました。 エバが言うように、「カインに殺された子の代わりに、神様がまた男の子を授けてくださった」のです。 

26. セツは成人し、息子ができると、その子をエノシュと名づけました。 このころから人々は、神様の名によって祈るようになったのです。

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