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創世記 30:25-31-32 リビングバイブル (JLB)

25.  ヨセフが生まれてしばらくすると、ヤコブは出し抜けにラバンに言いました。 「そろそろ国へ帰りたいんですがね。 

26. もちろん妻と子供たちもいっしょです。 どんなものでしょう。 それだけのことはしたつもりですよ。 こんなに長い間、お義父さんのために身を粉にして働いたんですからね。」

27.  「そんなこと言わず、ここにいてくれないか。 実はな、占い師に見てもらったんだ。 そしたら、わしがこんなに恵まれてるのは、全部おまえのおかげだと言うじゃないか。 

28. 給料が不足なら、上げてやってもいいぞ。 いくら欲しい? ここにいてくれるなら、喜んで出そうじゃないか。」

29.  「ご承知のように、私は長年お義父さんのために忠実に働きました。 それで、ここの家畜がこんなに増えたんです。 

30. 私が来たばかりの時は、財産と言ってもほんの少ししかなかったのに、今は大したものじゃないですか。 それというのも、神様が、私のすることは何もかも祝福してくださったからですよ。 それなのに、当の私はどうでしょう。 いつまでたっても財産なんかできやしません。」

31-32. 「で? いくら欲しいのかね。」「条件は一つだけです。 それさえのんでもらえれば、また喜んで働きますよ。 きょう、お義父さんの群れの番をしますが、まだらや、ぶちのある山羊と、黒い羊は、ぜんぶ別にしますから、それを私に下さい。 

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