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創世記 27:1-11-12 リビングバイブル (JLB)

1.  イサクは年をとり、目がほとんど見えなくなりました。 そんなある日、長男のエサウを呼んだのです。「エサウかい?」「はい。 何ですか、お父さん。」

2-4. 「わしももう年だ。 いつお迎えが来るかわからない。 これから鹿を捕って来てくれないか。 わしの好きな鹿肉料理、知ってるな。 あの、実にうまい、何とも言えない味のやつだ。 あれを作って持って来てくれ。 死ぬ前に、長男のおまえを祝福したいのだ。」

5.  ところが、二人の話をリベカが盗み聞きしていたのです。 

6-7. エサウが鹿を捕りに出かけてしまうと、彼女はヤコブを呼び、一部始終を話しました。

8-10. 「さあ、言うとおりにするんですよ。 群れの中から子やぎを二頭引いておいで。 お父さんの好きな料理を作らなくっちゃね。 それをお父さんのところへ持ってお行き。 食べ終わったら、お父さんは亡くなる前に、エサウではなく、おまえを祝福してくださるよ。」

11-12. 「だけどお母さん、そんなに簡単にだませやしませんよ。 第一、兄さんは毛深いのに、ぼくの肌はこんなにすべすべだ。 お父さんがさわったら、すぐばれてしまう。 そのあげく、お父さんはばかにされたと思って、祝福するどころか、のろうに決まってますよ。」

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