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創世記 15:6-16 リビングバイブル (JLB)

6. アブラムは神様を信じました。 神様はその信仰を認め、アブラムを正しい者とみなしました。

7.  「カルデヤのウルの町からおまえを導き出したのは、このわたしだ。 それは、この土地を永遠におまえのものとするためだ。」

8.  「神様、できれば、その確かな証拠を見せていただけるとうれしいのですが。」 

9. すると、次のようにせよと言われました。 それぞれ三歳の雌牛と雌やぎと雄羊、それに山鳩とそのひなを連れて来て、 

10. 殺し、真ん中から引き裂いて二つに分けよ、というのです。 ただし、鳥は裂いてはいけない、と注意されました。 

11. アブラムは言われたとおりにしました。 そして、はげたかが死体の上に舞い下りて来そうになると、追い払うのでした。

12.  やがて夕方になり、日が西に沈みかかります。 アブラムは眠くて、どうにも我慢できなくなりました。 何か恐ろしいことが起きる前兆のような、深いやみが忍び寄ってきたのです。

13.  その時、神様の声がしました。 「おまえの子孫は四百年のあいだ外国で奴隷にされ、苦しめられるだろう。 

14. だが、その国をわたしは罰する。 そしてついには、あり余るほどの富を携えて、彼らはその国から脱出することになるのだ。 

15. おまえは天寿を全うし、安らかにこの世を去るだろう。 

16. 四世代ののち、彼らはこの地に帰る。 今ここに住んでいるエモリ人の国々の悪行は、まだ大したことはない。 だがその時がきたら、きびしい刑罰を受けるのだ。」

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