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創世記 11:3-4-27 リビングバイブル (JLB)

3-4. やがて大都市を建設しようという話が持ち上がりました。 永遠に残る記念碑として、天にも届くような塔の神殿を造り、自分たちの力を見せてやろうというのです。「こうやって一致団結すれば、あちこちに散らされる心配もなくなるというものだ。」 そう豪語すると、人々はよく焼いた堅いれんがをうずたかく積み上げ、アスファルトを集めてモルタル代わりにしました。

5.  神様は降りて来て、人間どもが造っている町と塔をご覧になりました。 

6. 「いやはや、なんということだ。 同じことばを使い、政治的にも一致して事にあたれば、人間はこれだけの事をやすやすとやり遂げてしまう。 この分だと、あとでどんな事をしでかすか、わかったものじゃない。 何でもやってのけるだろう。 

7. こうなったら地上へ降りて行って、彼らが違ったことばを話すようにしてしまおう。 そうすれば、互いに何を言っているかわからなくなる。」

8.  こうして、神様は人間を世界の各地に散らしました。 もう都市建設はできません。 

9. この都の名がバベル〔「混乱」の意〕と呼ばれたのは、このためです。 つまり、神様がたくさんの国語を与えて人間を混乱させ、各地に広く散らしたのが、このバベルの地だったのです。

10-11. さて、セムの家系に、アルパクシャデという人がいました。 洪水の二年後、セムが百歳のときに生まれた息子です。 セムはそのあとも五百年生き、大ぜいの息子、娘に恵まれました。

12-13. アルパクシャデは三十五歳のとき息子のシェラフをもうけ、そのあと四百三年生きたのですが、ほかにも息子と娘がたくさんいました。

14-15. シェラフは息子のエベルが生まれたとき三十歳でした。 そのあと四百三年生き、大ぜいの息子、娘に恵まれました。

16-17. エベルは息子のペレグが生まれたとき三十四歳で、そのあとも四百三十年生き、息子、娘が大ぜい生まれました。

18-19. ペレグは息子のレウが生まれたとき三十歳で、さらに二百九年生き、息子、娘が大ぜい生まれました。

20-21. レウはセルグが生まれたとき三十二歳で、その後も大ぜいの息子、娘に恵まれて、二百七年生き長らえました。

22-23. セルグは息子のナホルが生まれたとき三十歳で、その後も大ぜいの息子、娘に恵まれて、二百年生き長らえました。

24-25. ナホルは息子テラが生まれたとき二十九歳で、その後も百十九年生き、大ぜいの息子、娘に恵まれました。

26.  テラが七十歳のとき息子が三人いました。 アブラム、ナホル、ハランです。 

27. ハランにはロトという息子ができました。 

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