20-21. レウはセルグが生まれたとき三十二歳で、その後も大ぜいの息子、娘に恵まれて、二百七年生き長らえました。
22-23. セルグは息子のナホルが生まれたとき三十歳で、その後も大ぜいの息子、娘に恵まれて、二百年生き長らえました。
24-25. ナホルは息子テラが生まれたとき二十九歳で、その後も百十九年生き、大ぜいの息子、娘に恵まれました。
26. テラが七十歳のとき息子が三人いました。 アブラム、ナホル、ハランです。
27. ハランにはロトという息子ができました。
28. しかしハランは、若くして生まれ故郷のカルデヤのウルで死に、あとには父親のテラが残されました。
29. 一方アブラムは、腹違いの妹サライと結婚し、ナホルも、孤児となった姪のミルカを妻にしました。 ミルカにはイスカという兄弟がいましたが、二人ともハランの子です。
30. ところでサライは、子供ができない体質でした。
31. テラは息子のアブラムと嫁のサライ、ハランの息子で孫にあたるロトを連れて、カルデヤのウルを出発し、カナンの地へ向かいました。 しかし途中、カランの町に立ち寄ったまま、そこに住みついてしまったのです。
32. テラはそこで死にました。 二百五歳でした。