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創世記 11:1-8 リビングバイブル (JLB)

1.  そのころ、人類はみな同じことばを話していました。 

2. 人口がしだいに増えると、人々は東の方に移って行きました。 こうしてバビロンの地に平原を見つけ、大ぜいの人がそこに住みついたのです。

3-4. やがて大都市を建設しようという話が持ち上がりました。 永遠に残る記念碑として、天にも届くような塔の神殿を造り、自分たちの力を見せてやろうというのです。「こうやって一致団結すれば、あちこちに散らされる心配もなくなるというものだ。」 そう豪語すると、人々はよく焼いた堅いれんがをうずたかく積み上げ、アスファルトを集めてモルタル代わりにしました。

5.  神様は降りて来て、人間どもが造っている町と塔をご覧になりました。 

6. 「いやはや、なんということだ。 同じことばを使い、政治的にも一致して事にあたれば、人間はこれだけの事をやすやすとやり遂げてしまう。 この分だと、あとでどんな事をしでかすか、わかったものじゃない。 何でもやってのけるだろう。 

7. こうなったら地上へ降りて行って、彼らが違ったことばを話すようにしてしまおう。 そうすれば、互いに何を言っているかわからなくなる。」

8.  こうして、神様は人間を世界の各地に散らしました。 もう都市建設はできません。 

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