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列王紀下 1:10-18 リビングバイブル (JLB)

10.  「もし私が預言者なら、天から火が下って、おまえたちを皆殺しにするはずだ」と、エリヤが言ったとたん、いなずまが彼らを直撃し、一人残らず焼き殺してしまいました。

11.  王はまた、別の五十人の兵士に隊長をつけ、「預言者よ、すぐ来るようにとの、王の命令だ」と言わせました。

12.  「もし私が預言者なら、天から火が下って、おまえたちを皆殺しにするはずだ。」 今度も、神様の火が彼らを焼き殺してしまいました。

13.  それでも、王はあきらめません。 もう一度、五十人の隊を送り出しました。 ところが今度の隊長は、エリヤの前にひざまずいて懇願したのです。 「預言者様、どうか、私どものいのちをお助けください。 

14. どうか、お情けを。 前の者たちのように殺さないでください。」

15.  その時、御使いがエリヤに、「こわがらずに、いっしょに行け」と命じたので、エリヤは王に会いに行きました。

16.  エリヤは、王の前でも少しも臆しません。 「なぜ陛下は、ご病気のことで、エクロンの神バアル・ゼブブに伺いを立てようと、使者を送ったのですか。 イスラエルに神がおられないとでもいうのですか。 そんなことをなさったので、陛下は床に釘づけになったまま、そのうちきっと死にます。」

17.  神様がエリヤによって予告なさったとおり、アハズヤは死に、弟ヨラムが王位につきました。 アハズヤには世継ぎがなかったからです。 それは、ヨシャパテの子でユダの王ヨラムの即位後二年目のことでした。 

18. アハズヤのその他の業績は、『イスラエル諸王の年代記』に記録されています。

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