40. それでも助かりたければ、六十万円出せ!』と言ったのです。 ところが、私がほかのことに気を奪われている間に、その捕虜がいなくなりました。」王は、「それはおまえの責任だ、六十万円支払え」と言いました。
41. この時、その預言者が包帯をはずしたので、王は、彼が預言者だとわかりました。
42. 預言者は、「神様はこう仰せになります。 『わたしが殺そうとした者を助けたので、おまえは彼の代わりに殺される。 おまえの国民は彼の国民の代わりに滅びる』」と王をきめつけました。
43. 王はたちまち不きげんになり、腹を立ててサマリヤへ帰って行きました。