旧約聖書

新約聖書

列王紀上 2:6-17 リビングバイブル (JLB)

6. おまえはりこう者だから、どうしたらいいかわかるだろう。 彼を安らかに死なせてはならん。 

7. しかし、ギルアデ人バルジライの子らには親切にし、いつも王の食卓で食事をさせてやれ。 彼らは、わしがおまえの兄アブシャロムから逃げた時、親身に世話をしてくれたからな。 

8. また、バフリム出身のベニヤミン人、ゲラの子シムイのことを覚えているだろう。 わしがマハナイムに落ちのびた時、わしを激しくのろいおった男だ。 それでも、わしを迎えにヨルダン川まで下って来たものだから、いのちだけは助ける、と約束してやった。 

9. だがな、そんな約束はおまえにかかわりのないことだ。 おまえなら、どうすれば奴を血祭りにあげられるか、わかるだろう。」

10.  こうしてダビデは死に、エルサレムに葬られました。 

11. 彼は四十年間イスラエルを治めましたが、そのうち七年はヘブロンに、あとの三十三年はエルサレムの宮殿にいました。 

12. ソロモンが父ダビデに代わって王となり、王国はますます栄えたのです。

13.  ある日、ハギテの子アドニヤが、王母バテ・シェバに目どおりを願い出ました。「私を困らせるために、おいでになったのですか」と、バテ・シェバは尋ねました。「とんでもありません。 

14. 実は、折り入って、お願いがあるのです。」「いったい何でしょう。」

15.  「私にとって、今まで何もかもうまくいっていました。 王国は私のものでしたし、だれもが、次の王になるのは私だと思っていました。 ところが形勢は逆転し、すべては弟のものとなりました。 そうなることを、神様が望んでおられたからです。 

16. そこで今、ほんのちょっとしたことをお願いしたいのです。 どうか、お聞き届けください。」「それはまた、どんな願いですか。」

17.  「どうか、ソロモン王にお願いしてください。 あなた様のお口添えがあれば、王は何でもかなえてくださるはずです。 実は、シュネム人アビシャグを妻に欲しいのです。」

完全な章を読みます 列王紀上 2